FileMaker カンファレンス 2011 未来は、もう始まっている 虹をこえて、さらに向こうへ

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メディカル トラック

M-1 2日目
災害時病院情報統合管理システム「MedPower」

ケース 1
災害時病院情報統合管理システム「MedPower」の全体像

災害時病院情報統合管理システム「MedPower」を開発したので報告する。システム構成は、病院全体の被災状況・稼働状況を扱う災害時病院情報統合管理システム「MedPower」と、小児科領域に特化した詳細情報を扱う小児科診療リソース統合管理システム「PedPower」、産科の妊娠分娩管理に関する情報を扱う産科診療リソース統合管理システム「ObsPower」、日本循環器学会認定施設、学会震災対策室発表の情報を中心に集約した循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」である。開発は、FileMaker で行い、数日で基本構成を完了して仮公開を行い、約 2 週間後にはファイルメーカー社の協力を得て、100 まで同時アクセスできる Web サービスとして正式に公開・運用を開始した。私が、全体像としての「MedPower」と小児科診療リソース統合管理システム「PedPower」を発表し、共同演者の太田原が、循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」を発表する。

スピーカー:名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンター センター長 吉田 茂 氏

ケース 2
循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」

循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」のデータ構成を行なった経過を報告する。吉田氏開発の循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」に対して日本循環器学会認定施設、学会震災対策室発表の情報を中心に集約した。学会事務局から公開されているデータを「CardioPower」のデータにコンバートする作業を行なった。データが改訂される際に整合性を確認するツールをファイルメーカーで作成した。循環器科診療リソース統合管理システム「CardioPower」のデータコンバートに当たって生じた問題点をとりあげ、医療業界におけるデータ統合性についての展望を述べたい。

スピーカー:山陰労災病院 循環器科 第3循環器科部長 太田原 顕 氏

会場:1 階 ウィステリアルーム
時間(ケース1 / ケース2):13 時 30 分 - 14 時 30 分

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M-2 2日目
医療情報システムの情報を iPad で俯瞰する、二施設での試み

ケース 1
大阪医療センターの電子カルテ

大阪医療センターはベッド数約 700 床、外来一日約 1200 人、循環器疾患、悪性疾患を中心とした総合病院です。2000 年 4 月にオーダリングシステムリプレース、一部電子カルテ化、2006 年 4 月に全面電子カルテ化を行いました。2000 年の一部電子カルテ導入以来、我々の病院では富士通株式会社の病院情報システムにファイルメーカープロを接続して、電子カルテの記載閲覧をファイルメーカープロで行うというユニークな仕組みを実現していますので御紹介します。カルテや業務台帳はファイルメーカーを使っているのにもかかわらず、違和感なく基幹システムを呼び出して検査や薬の発注が行えるという仕組みとなっています。さらに、ファイルメーカープロサーバーを用いた参照系を導入して電子カルテサーバーからデータを転送することにより、入力と同じレイアウトで閲覧可能な参照系を実現しています。一般の診療録のレイアウトに加え、業務支援系(CSS: Clinical Supporting System)といわれる台帳形式の入力様式も実装し、診療録と同じように入力し、参照系で一覧表示、検索、統計処理を可能としています。ファイルメーカープロサーバーと院内無線 LAN というインフラがありますので、iPhone、iPad 連携も即時可能です。iPad の利用にも重点を置いて現状と今後のシステムの展開についてお話します。

スピーカー:独立行政法人国立病院機構大阪医療センター 産婦人科 岡垣 篤彦 氏

ケース 2
広尾病院の参照型電子カルテ

広尾病院は東京西南部に位置する急性期病院で、東京都災害拠点病院に指定されています。今回、災害などでネットワーク途絶後でも医療継続するための参照電子カルテを再考しました。現状の参照システムは使いにくく、通常使用されないため操作教育が不十分で、院外持ち出しは考慮されず、緊急搬送時の情報伝達に課題を残しています。そこで平時でも利用できる参照型電子カルテを試作し、患者説明や病棟回診で利用できるか検討しました。緊急時はスタンドアロンで大量の情報を持ち出せるよう設計、二次元バーコードを併用しました。FileMaker Go を用い、HTML5 と CSS、Javascript を活用することで理解しやすい UI を短期間で構築することができました。開発の過程で、医師の行動を追跡し必要な情報を基幹システムから適切に送信する仕組みが必要でした。また二次元バーコードはエラー訂正能力が高く、手ぶれや傾きがあっても読み取ることができました。このことから、医師の居場所だけではなく「何に注目しているのか」などもシステムで利用できることがわかりました。こうしたシステムを通常診療に利用するための、分かりやすい操作、適切な処理速度、情報保護の仕組みと、将来像を含め発表します。

スピーカー:東京都立広尾病院 小児科 医長、IT推進担当兼務 山本 康仁 氏

会場:1 階 ウィステリアルーム
時間(ケース1 / ケース2):15 時 00 分 - 16 時 00 分

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M-3 2日目
月間 2500 件の確実な往診が使命の在宅療養を支える
訪問管理システム

2007 年 4 月、在宅医療の推進のため在宅療養支援診療所が診療報酬制度に盛り込まれ、「外来」でも「入院」でもない「第三の医療」が積極的に推進されています。我が国は欧米諸国と比べ短期間のうちに少子・高齢の長寿社会へと進み、疾病構造については感染症中心から慢性疾患中心へと変わってきており、また、病気や障害を有している患者の多くはできるだけ地域・家庭において日常生活を送ることを望んでいます。さらに、患者・国民の医療に対する要求は多様化しており、医療や医療関連サービスについては快適性を含むサービスの質の高さや患者個々人に合ったものを選択できるサービスの種類と量が求められています。本セッションでは、システム導入前の課題、導入後に実現した業務改善について紹介します。

スピーカー:板橋区役所前診療所 浅海 直 氏
      株式会社スプラッシュ 有ヶ谷 薫 氏
会場:1 階 ウィステリアルーム
時間:16 時 30 分 - 17 時 30 分

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