テキストの書式設定レイアウト上のテキスト(フィールドの内のものもフィールド以外のものも含めて)の表示方法を設定することができます。これらのテキストに対しては、次のような操作を行うことができます。
• レイアウトオブジェクトに対して条件付き書式を設定できます。これにより、設定した条件に基づいて、データとフィールドの書式を自動的に変更できます。例えば、30日以上期限経過になっている残高を自動的に大文字で赤字のテキストで表示できます。詳細については、レイアウトオブジェクトの条件付き書式の定義を参照してください。フィールドデータは、レイアウトモードとブラウズモードの両方で書式を設定することができます。たとえば、レイアウトモードで「住所」フィールドを選択して、特定のフォントで表示されるようにフィールドのデータの書式を設定し、ブラウズモードではそのフィールド内のテキストを選択して書式を設定することができます(たとえば、強調のために単語を斜体にしたり、下線を付けるなど)。 レイアウトモードではフィールドオブジェクトに1つの書式を作成して、ブラウズモードではフィールドデータに対照的な書式を作成することによって、矛盾する書式を作成することも可能です。 次に、FileMaker Pro がテキスト書式設定の矛盾を解決する方法を示します。
• レイアウトモードでフィールドを書式設定した場合、その書式設定は、フィールドオブジェクトのその特定の項目の外観にのみ影響を与えます。
• ブラウズモードでフィールドデータを書式設定した場合、この書式設定はデータとともに保存され、そのフィールドを表示する任意のレイアウトで表示されます。ブラウズモードで書式設定されたフィールドデータは、レイアウトモードでのデータの書式設定より優先されます。たとえば、ブラウズモードでテキストを太字として書式設定し、その後レイアウトモードで同じフィールドを標準で書式設定した場合、テキストは引き続き太字で表示されます。ヒント 柔軟性を保ったまま、複数のレイアウト上の同じデータに書式を設定するには、レイアウトモードを使用して、レイアウト上のフィールドオブジェクトに主要なフォントと段落設定を適用してください。フィールドの特定の単語に強調として太字または斜体を適用するには、ブラウズモードを使用してください。ブラウズモードではフィールドの内容全体を書式設定しないでください。代わりに、レイアウトモードでそのフィールドオブジェクトの書式を再設定してください。
• レイアウトモードでは、テキストやフィールドを選択しないでテキストの書式設定を行うと、これ以降に追加されるフィールドやテキストにも、デフォルトのテキスト書式が適用されます。フィールドを作成またはテキストを入力した直後で選択されている状態のテキストに書式設定を行った場合もデフォルトの文字書式を変更することになります。 デフォルトのテキスト書式を後で変更しても、すでに適用されたフィールド書式が変更されることはありません。
• グループ化されたオブジェクトの一部であるテキストを、グループを解除せずに書式設定することができます。
• 書式バー( レイアウトバーの[書式])をクリックするか、またはテキスト定規([表示] メニューから [テキスト定規] を選択)、またはショートカットメニューを使用して、さまざまなテキスト属性に素早くアクセスすることができます。詳細については、段落属性とタブの設定および ショートカットメニューの使用を参照してください。
• ブラウズモードで適用した書式を変更するには、ブラウズモードでテキストの書式を再設定するか、またはデータをテキスト形式でエクスポートして再度インポートします。
• 書式の設定されていないテキストは、自動的に既存のフィールドテキストのデフォルトの書式を使用します。
• 既存のテキストと異なる書式を持つテキストはその書式を保持します。既存のテキスト書式へ貼り付けられたテキスト書式を変換するには、テキストを貼り付けた直後に、 [編集] メニューから [元に戻す 書式] を選択します。
• ブラウズモードでは、数字、日付、時刻、およびタイムスタンプフィールドの特定の文字を書式設定することができます。たとえば、「1965/5/5」などのように、日付の「年」を示す部分のみを書式設定できます。ただし、このような特別な書式設定を表示および印刷することができるのは、そのフィールドオブジェクトの書式に、レイアウトモードで [入力どおりに表示] オプションを選択した場合だけです。他のフィールド書式オプションを指定した場合、その特別な書式は、ブラウズモードでフィールドがアクティブなときにのみ表示されます。テキストフィールドにこの制限はありません。フィールドの書式設定の詳細については、レイアウトモードでのフィールドオブジェクトの書式設定と設定を参照してください。