複数のファイルの一括変換
FileMaker Pro 10 では、複数のファイルを同時に変換することができます。複数の関連ファイルで構成されるデータベースを変換する必要がある場合や、名前を変更するプロンプトをファイルごとに個別に表示することなく、複数の FileMaker Pro ファイルをすばやく変換したい場合は、複数のファイルを変換する方法の使用をお勧めします。
複数のファイルを同時に変換する場合、変換されたファイルを保存するフォルダを指定するようメッセージが表示され、元のファイルは変更されずに残ります。変換された各ファイルには FileMaker Pro によって自動的に名前が付けられ、名前を変更するようメッセージは表示されません。指定したフォルダ内に既存のファイルがある場合は、上書きされずに、ファイル名の末尾に番号が追加され、必要に応じて、固有の名前が見つかるまで番号が増やされます。
変換するファイルを選択する方法は複数あり、ファイル(またはファイルが含まれるフォルダ)を FileMaker Pro 10 アプリケーションアイコンにドラッグ&ドロップするか、FileMaker Pro の [開く] ダイアログボックスで複数のファイルを選択することができます。
複数のファイルを一括して変換するには、次の操作を行います。
1.
現在開いているファイルを変換しようとすると、ファイルがすでに使用中であることを示す警告メッセージが表示され、ファイルは変換されません。
2.
Windows エクスプローラまたは Mac OS の Finder のウインドウで、変換されたファイルを保存する新しい空のフォルダを作成します。
3.
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ファイルを選択する方法: Windows エクスプローラまたは Mac OS の Finder のウインドウで、変換するファイルを選択して、FileMaker Pro 10 アプリケーションアイコンにドラッグします。
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フォルダを選択する方法: 変換するファイルがすべて1つのフォルダに含まれている場合は、そのフォルダをドラッグして、FileMaker Pro 10 アプリケーションアイコンにドラッグします。複数のファイルで構成されるリレーショナルデータベースを変換する場合に、ファイルが複数のサブフォルダで編成されているときは、各フォルダを個別に変換する必要があります。まず、変換されるファイルに対して、同じ構造で新しいフォルダを作成します。続いて、サブフォルダ内のファイルを、最も階層の深いフォルダから変換します。これには、サブフォルダを FileMaker Pro 10 アプリケーションアイコンにドラッグして、メッセージが表示されたら、新規作成した正しい保存先のフォルダを指定します。サブフォルダ内の関連ファイルがすべて変換されたら、上で説明されている「ファイルを選択する方法」を使用して、元の親フォルダ内にあるファイルを変換します。
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[ファイルを開く] ダイアログボックスで選択する方法: FileMaker Pro 10 で、[ファイル] メニューから [開く...] を選択します。[開く] ダイアログボックスで、Ctrl キー(Windows)または command キー(Mac OS)を押しながら各ファイルをクリックして、変換するファイルを選択します。一定範囲の連続するファイルを選択することもできます。これには、範囲内の最初のファイルをクリックし、Shift キー(Windows)または shift キー(Mac OS)を押しながら範囲内の最後のファイルをクリックします。続いて、[開く] をクリックします。
[複数のファイルを開く] ダイアログボックスが表示されます。
4.
[すべてのファイルを開き、必要に応じて変換する] を選択します。
5.
[指定...] をクリックし、手順2で作成した、変換されたファイルを保存するフォルダを選択し、[OK](Windows)または [選択](Mac OS)をクリックします。
重要  元のファイルが含まれるフォルダを選択しないでください。元のファイルが含まれるフォルダを選択すると、変換されたファイルによって元のファイルが置き換えられるのを防ぐために、変換されたファイルの名前が変更される(ファイル名に番号が付加される)場合があります。 このようにファイルの名前が変更されると、データソース(旧バージョンではファイル参照)が正しく変換されない可能性があり、リレーションシップや、データソースに依存する他の機能に影響を及ぼします。
6.
[複数のファイルを開く] ダイアログボックスで [開く] をクリックして、変換を開始します。
変換に時間がかかる場合は、[ファイルフォーマットの変換] ダイアログボックスが表示され、変換の進行状況が示されます。変換中のファイルに索引設定されたフィールドが含まれる場合は、索引の再作成中に [無視] をクリックして索引設定を延期すると、時間を短縮できます。
変換されたファイルが指定したフォルダ内に作成されて開かれます。元のファイルは変更されずに残ります。 Windows では、変換されたすべてのファイルにファイル拡張子 .fp7 が追加されます。Mac OS では、変換前のファイルに拡張子 .fp3、.fp5、または .fmj が付いていた場合は、変換されたファイルすべてに拡張子 .fp7 が追加されます。
7.
メモ帳(Windows)やテキストエディット(Mac OS)などのテキストエディタを使用して、変換されたデータベースファイルが保存されているフォルダにある「Conversion.log」ファイルを開きます。
「Conversion.log」ファイルには、完了した変換処理のログが記録されています。ファイルの大部分には、変換されたさまざまなファイルの構成部分を示すステータスメッセージが含まれていますが、変換されたファイルをさらにテストする前に手動で修正しなければならない部分を示すエラーメッセージが含まれる場合もあります。
注意  後で同じファイルを再度変換する必要がある場合は、ファイルを空のフォルダ内に変換するようにしてください。つまり、前回変換したファイルを移動または削除するか、あるいは次の変換用に新しいフォルダを作成します。 これにより、次の変換時に、変換されたファイルの名前が変更されて、データソース(旧バージョンではファイル参照)が不適切に変換されるのを防ぎます。
関連項目 
変換に関する基本的な問題の解決
「Conversion.log」ファイルの確認