デジタルカメラまたは別のデバイスからの写真のインポート(Mac OS)
Mac OS の FileMaker Pro では、デジタルカメラから写真をインポートすることができます。 また、デジタルカメラが対応している場合は、絞りやシャッター速度など、EXIF(Exchangeable Image File)の注釈データもインポートすることができます。 FileMaker Pro の写真インポート機能は、デジタルカメラで最も一般的な形式である JPEG および TIFF ファイルをサポートしています。
また、デジタルカメラの他にも、メモリカードリーダなどのイメージデバイスから写真や EXIF 注釈データを読み込むこともできます。
すでにコンピュータにダウンロードされているイメージファイルをインポートする場合、イメージファイルのフォルダをインポートすることができます。詳細については、ファイルの一括インポートを参照してください。
デジタルカメラまたは別のイメージデバイスから写真をインポートするには、次の操作を行います。
1.
写真と EXIF データのインポート先となる既存の FileMaker Pro ファイルが必要です。 インポートしたデータを新しいファイルとして変換することはできません。
2.
重要  既存のレコードまたは一致するレコードを更新すると、インポート先のファイルのデータは上書きされ、元に戻すことはできません。 [ファイル] メニューから [名前を付けて保存...] を選択して、インポート先のファイルのバックアップコピーを作成してください。また、レコードの更新処理の内容を十分に理解してください。詳細については、既存のファイルへのデータのインポート方法を参照してください。
3.
インポート先のファイルに複数のテーブルが含まれている場合、レイアウトポップアップメニューを使用して、インポート先のテーブルのレコードで使用しているレイアウトを表示します。
4.
既存のレコードまたは一致するレコードを更新する場合は、インポートする前に次の操作を実行します。 新しいレコードを追加する場合は、手順5に進みます。
  •
ファイルの既存のレコードを更新する場合は、対象レコードの中に置換を必要とするレコードだけが入っていることを確認します。 インポートするデータによってインポート先のファイルの正しいレコードが置換されるように、(たとえばファイル名順に)レコードをソートします。
  •
一致するレコードを更新する場合は、対象レコードの中に更新を必要とするレコードだけが入っていることを確認します。対象レコードに含まれないレコードは、照合フィールドのデータが一致した場合でも更新されません。
5.
デジタルカメラをコンピュータに接続して電源をオンにし、イメージのダウンロードに適したモードに設定されていることを確認します。メモリカードを使用する場合は、カードリーダまたはディスクドライブに挿入します。
ディスクのアイコンがデスクトップに表示されます。 Mac OS のイメージキャプチャまたは iPhoto プログラムが自動的に起動した場合は、Dock を使用して FileMaker Pro を手前に表示します。
6.
[ブラウズ] モードで [ファイル] メニューの [レコードのインポート] サブメニューから [デジタルカメラ...] を選択します。
7.
  •
[デバイス:] で、必要に応じて、カメラまたはその他のイメージデバイスを選択します。
  •
[ダウンロード:] 領域で、ダウンロードするイメージを選択します。
 
[全イメージ] を選択します。
[指定したイメージ] を選択し、[指定...] をクリックします。[インポートするイメージの指定] ダイアログボックスを使用して、ダウンロードするイメージを選択し、[OK] をクリックします。
注意 ダウンロード中に一部のイメージを回転させる場合も、[指定したイメージ] を選択します。続いて、[インポートするイメージの指定] ダイアログボックスのボタンをクリックして、1つまたは複数のイメージを選択して、目的の方向に回転させます。
[最後の n イメージ] を選択します。続いて、ダウンロードするイメージの数を入力します。
  •
デフォルトでは、イメージはホームフォルダ内の「Pictures」フォルダにダウンロードされます。別のフォルダにダウンロードする場合は、[ダウンロード先:] 一覧から選択します。
  •
[処理方法:] 領域で、各イメージファイルの参照データのみデータベースに取り込むか、またはデータベースにイメージを取り込むかを選択します。
重要  イメージファイルは容量が大きいため、各ファイルの参照のみをインポートすることをお勧めします。 ただし、ファイルを参照でインポートした後で、ソースファイルの移動、名前変更、または削除を行うと、イメージを表示できなくなります。また、より小さいサムネイルとイメージの両方を別個のオブジェクトフィールドにインポートすることをお勧めします。フルサイズのイメージではなくサムネイルを表示するように一部のレイアウトをデザインすると、リストに多くのイメージを表示する必要がある場合に、スクロール速度の向上に役立つことがあります。
8.
[フィールドデータのインポート順] ダイアログボックスで、実行するインポートのタイプを選択し、データベース内のフィールドをインポートするデータに割り当ててから、[ンポート] をクリックします。
[フィールドデータのインポート順] ダイアログボックスの使用およびインポート処理の完了については、インポート時のインポート方法と割り当てるフィールドの設定を参照してください。
次の表は、インポートできるデータと、データを割り当てるフィールドタイプを示します。
 
オブジェクトフィールドに割り当てるデータ
   
ファイルパス
注意
  •
写真をデジタルカメラから FileMaker Pro に直接インポートした場合、EXIF 注釈のみがインポートされます。最初に iPhoto または Mac OS のイメージキャプチャアプリケーションを使用してイメージをダウンロードした後に、フォルダのインポートオプションを使用して写真をインポートした場合、EXIF データをインポートすることはできません。
EXIF 注釈を FileMaker Pro データベースと iPhoto の両方にインポートするには、まず FileMaker Pro に写真をインポートし、イメージはホームフォルダの「Pictures」以外のフォルダにダウンロードするようにします。次に、そのフォルダを iPhoto で読み込みます。
  •
FileMaker Pro でデジタルカメラからインポートできるのは、JPEG および TIFF ファイルだけです。デジタルカメラでムービーやサウンドファイルを作成した場合、それらのファイルは、Mac OS の イメージキャプチャアプリケーションを使用して別個にダウンロードする必要があります。
  •
同じ名前のイメージファイルがイメージのダウンロードフォルダにすでに存在する場合は、警告が表示され、インポートするファイルで既存のファイルを置換するかどうかを選択することができます。 FileMaker Pro では、既存のイメージは、置換しなくても引き続きインポートされます。
  •
使用しているデジタルカメラで、FileMaker Pro でインポート可能なすべての EXIF データが提供されていない場合があります。インポート可能な EXIF データを確認するには、[フィールドデータのインポート順] ダイアログボックスで、フィールドリストの下にある矢印をクリックします。 フィールドに対応する EXIF データがない場合は、フィールドに「利用不可」と表示されます。
  •
イメージファイルをディスクにダウンロードし、ダウンロードパスをフィールドにインポートした場合は、FileMaker Pro からイメージファイルを直接開くことができます。ファイルパスのテキスト全体を選択し テキストをcontrol キーを押しながらクリックした後、ショートカットメニューから [ファイルを開く] を選択します。
  •
特定の FileMaker Pro ファイルに定期的に写真をインポートする場合は、デジタルカメラを接続すると、自動的に [FileMaker Pro フォトインポートオプション] ダイアログボックスが開くように、ファイルオプションを設定することができます。 写真をインポートするたびに、[ファイル] メニューの [レコードのインポート] サブメニューから [デジタルカメラ...] を選択する必要はありません。 このファイル環境設定を行うには、[ファイル] メニューから [ファイルオプション...] を選択します。[ファイルオプション「(ファイル名)」] ダイアログボックスで、[グラフィック] タブをクリックし、[カメラの接続時に自動的に写真のインポートを開始する] を選択して [OK] をクリックします。 カメラを接続する前に、レコードのインポート先となる FileMaker Pro ファイルがアクティブなウインドウで表示されていることを確認してください。
  •
イメージをダウンロードしたときに FileMaker Pro に写真をインポートする頻度が高い場合は、デジタルカメラを接続すると FileMaker Pro が自動的に起動するように設定することができます。 この設定を行うには、Mac OS の「アプリケーション」フォルダからイメージキャプチャアプリケーションを開き、[イメージキャプチャ] メニューから [環境設定...] を選択します。 次に、[カメラ環境設定] のリストから [その他...] を選択し、表示されるダイアログボックスで FileMaker Pro アプリケーションを選択します。
  •
EXIF 形式では、日付と時刻の情報は、「YYYY:MM:DD HH:MM:SS」の形式を使用して1つのフィールドで提供されます。 このデータを FileMaker Pro の日付と時刻の形式またはタイムスタンプに変換するには、EXIF の日付/時刻データをテキストフィールドにインポートします。それから、日付と時刻用に1つずつ、2つの計算フィールドを作成するか、またはタイムスタンプ用に1つの計算フィールドを作成し、インポートしたデータを変換します。次の計算式を使用することができます。計算式の「フィールド」の部分には、EXIF の日付/時刻データに使用するフィールドの名前を指定します。
 
Let ( temp = Substitute ( フィールド ; ":" ; " " );
  Date ( MiddleWords ( temp ; 2 ; 1 ) ;
    MiddleWords ( temp ; 3 ; 1 ) ;
    MiddleWords ( temp ; 1 ; 1 ) ) & " " &
  MiddleWords ( フィールド ; 4 ; 99 )
  •
写真のインポートの際、FileMaker Pro は、EXIF 注釈データをデバイス内で検索します。検索される EXIF 注釈データは、イメージの幅、イメージの高さ、色階調、DPI、撮影日時、露光時間、F 値、ISO、シャッター速度、絞、露光補正、被写体距離、フラッシュ、ファイル名、およびイメージのサイズです。 これらの EXIF データとは別に、イメージ、サムネイルイメージ、およびファイルのパスをインポートすることができます。 使用しているデジタルカメラで、インポートする追加の EXIF データが提供されている場合は、FileMaker Pro がインポート時に検索する EXIF データが定義されている XML ファイルを編集することができます。 このファイルは「Photo Import EXIF Tags.plist」という名前で、FileMaker Pro アプリケーションパッケージの次のフォルダにあります。
Contents/Resources/Japanese.lproj/
アプリケーションパッケージの内容にアクセスするには、Finder で control キーを押しながらアプリケーションアイコンをクリックし、ショートカットメニューから [パッケージの内容を表示] を選択します。このファイルは、Property List Editor(Mac OS X の Developer CD に収録されています)またはテキストエディタを使用して編集することができます。