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ユーザーインタビュー

朋優学院高等学校

生徒一人ひとりの個性や才能を伸ばしたい

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教諭・進路指導部主任・システム管理部主任 小野間 大先生

品川区という至便の地にありながら、学び舎にふさわしい閑静な環境に建つ朋優学院高等学校(以下、朋優学院)。
「生徒一人ひとりの個性や才能を伸ばしたい」という考えのもと、特進、進学、調理、美術、デザインという5つのコース制ならではの、多様性あふれる学校として知られています。さまざまな個性を持つ生徒たちの進路指導、生活指導は、FileMaker Pro で構築されたデータベースシステムでサポートされています。特進コース理科教諭で、進路指導部主任・システム管理部主任の小野間 大先生に詳しいお話をうかがいました。


1. FileMaker Pro で「進路指導データベースシステム」を構築

学生時代からのMacユーザーで、FileMaker Pro の使い勝手の良さもご存知だったという小野間先生。データベースによる情報の一元管理のメリットを、校長先生をはじめ諸先生方にプレゼンテーションし、FileMaker Pro によるシステム構築のゴーサインを得たそうです。
その背景として、5つものコースを有する朋優学院では、進路指導の情報管理に多大な時間をかけざるをえない実情がありました。そこで最初に着手したのは、進路指導データベースの構築だったといいます。

「先生方の仕事の中心は生徒対応です。授業のみならず、できるだけ多くの時間を生徒たちに対する進路相談や生活指導、部活動の監督などにあてたいのです。そのための時間の創出には、情報収集や資料作成など、事務系のルーチンワークにかかる時間短縮が必須です。できるだけ簡単に有用なデータを活用できるツールが必要だと日々痛感していました。」

システムを実際に構築した小野間先生は、開発の経緯をこう語ります。

「以前は、進路指導に関する資料を主に印刷物で管理していました。たとえば大学の推薦枠などは、“どの大学のどの学部からどのような推薦枠があり、どの生徒が応募しているのか”といった資料を進路指導部の担当教員がプリント作成し、各担任に配布していたんです。生徒の受験結果や進学先の情報は、各担任が表計算ソフトウェアに入力したものを進路指導部で再集計するのですが、ほとんど手作業に近い上、誤操作による修正作業にもかなりの時間を割いていました。」

受験・進路情報入力システム メインメニュー

受験・進路情報入力システム メインメニュー

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こうして作り上げた進路指導データベースシステム。具体的にはどのようなものなのでしょうか。

「まず各担任が生徒の校内評点、受験校、合否などをデータベースに入力します。入力用のユーザーインターフェースは、文字を大きくして見やすくするだけでなく、ラジオボタンやポップアップメニューを駆使してキーボード入力をできるだけ排除するなど、先生方の負荷を軽くする工夫を盛り込んでいます。これにより、クラス別の進路状況一覧表や、進路別の合格者数の自動集計表など、進路指導に役立つ資料が手軽に作れるようになりました。それだけに留まらず、進路指導部の教員が各担任からの情報収集に奔走する必要もなくなったのです。」

ラジオボタンを駆使した入力画面

ラジオボタンを駆使した入力画面

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2. ライセンスプログラム「AVLA」でシステムの拡張と低コスト化を実現

2008年4月、朋優学院は FileMaker Pro、FileMaker Pro Advanced、FileMaker Server の3製品、合計50ライセンスを年間単位のボリュームライセンスプログラム「AVLA」で購入しました。

「それまで通常のパッケージ製品で購入した FileMaker Pro を使用していましたが、ライセンス数は10あまり。校内のLANを通じて共有している学校のパソコンで使っていたのですが、十分な数とは言えませんでした。ところがAVLAは初期導入費用を安く抑えられるため、ライセンス数を一気に50まで増やすことができたのです。そのため共有パソコンだけでなく、先生方が専用で使っているノートパソコンにもインストールする余裕ができました。現在は、開発担当者が FileMaker Pro Advanced で開発したデータベースを FileMaker Server で共有し、教職員全員が利用できるようになりました。また、ライセンス有効期間内に新バージョンが発売されても別途にアップグレード料金を支払う必要なしに、常に最新バージョンを利用できるのも助かりますね。」

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朋優学院 ネットワーク構成図

AVLAによってさらなる駆動力を得た朋優学院のシステム。進路指導をベースに始まったこのシステムは、先生方の仕事の質を上げ、業務の負担を軽くするべく、日々改善・拡張を重ねてきました。生徒情報データベースをメインに据え、出欠席データ、生活指導データ、模擬試験データ、指定校推薦データ、卒業生進路・受験データ、教職員データなど、関連するファイルは多岐にわたります。すでに蓄積済みのこれらのデータを有効活用するために、各データを関連付けることができる FileMaker Pro のリレーションシップグラフ機能(下記スクリーンショット画像)が大いに役立っているといいます。

卒業生進路データベースのリレーションシップ画面

卒業生進路データベースのリレーションシップ画面

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「おもに生徒一人ひとりに割り振られた学籍番号をキーにして、さまざまな業務に展開できるよう柔軟にレイアウト追加や変更をおこなっています。教師の仕事は、決まりきった型どおりのものは少ないのです。だからたとえば、席替えごとに作り直す座席表づくりが面倒だと聞けば、半自動で座席表を作成できるメニューを準備したり、部活動や選択科目の生徒名簿を作りたいというリクエストがあれば、グループ名を作成して生徒名を選択し、名簿出力できる機能を追加するなど、その都度その都度、臨機応変にシステムを改善していきます。そしてその柔軟さ、カスタマイズのしやすさこそが、FileMaker Pro の最大の魅力だと思っています。」

さらに、このシステムが先生方の日常業務をいかにサポートしているかについて、具体的にご紹介します。


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