リレーショナルデータベース情報をひとつにまとめる
リレーショナルデータベースは、2 つ以上のデータテーブルを
共通の属性によって接続し、仕事の全体像を描き出します。
リレーショナルデータベースとは?
リレーショナルデータベースを理解する最も簡単な方法は、フラットファイルデータベースと比較してみることです。フラットファイルデータベースはテーブルが 1 つしかありません。それは「連絡先」のデータベースです。名前、住所、電話番号、Eメールアドレスなどのフィールドをもつ「連絡先」テーブルが 1 つだけ入っています。
「連絡先」が、出席したイベントを追跡したい場合を考えてみます。フラットファイルデータベースでは、個々のレコードにイベントの詳細(日付、リーダー、料金)を入力する必要があります。そして細部を変更した場合には、個々のレコードでそれらを変更しなければなりません。
リレーショナルデータベースならもっと強力かつ簡単に、維持することができます。次のような操作ができます。
- 関連した情報を保管している 2 つ以上のテーブルをリンクさせます。
- データをさらに正確で、一貫性をもったものにできます。
- 複数のレコードにわたって情報の更新が必要な場合に、時間を節約できます。
リレーショナルデータベースの作り方
ここでは、連絡先とイベントのリレーショナルデータベースの作り方を示します。
- 連絡先とイベントの、2 つのテーブルをもつデータベースを作成します。
- 連絡先テーブルに、連絡先情報とイベント名のフィールドを作成します。
- イベントテーブルに、イベント名、日付、説明、リーダーなどのフィールドを作成します。
- イベント名フィールドが、両方のテーブルに共通のフィールドになります。2 つのテーブルのイベント名フィールドをリンクさせて、リレーショナルデータベースを作成します。
リレーショナルデータベースに新しい連絡先を追加する場合には、イベント名のみを入力します。日付や説明など、その他のイベント詳細は、イベントテーブルから自動的に記入されます。また、簡単に使えるデータベースのシンプルな機能である双方向リレーショナルデータベースを設定すれば、イベントレコードを呼び出して、そのイベントに登録した人の連絡先情報を表示することもできます。
リレーショナルデータベースの作成に適した例
次のような情報をリンクするリレーショナルデータベースを作成することができます。
- 音楽ファイルと、アーティストの詳細
- 販売、在庫、サプライヤー
- 顧客と、その顧客が注文した製品
- 生徒、次の課題、その詳細